テキサスホールデムで2枚のハンド強さランキング!それぞれ勝率は?
テキサスホールデムにおいて、2枚配られるスターティングハンドの強さは非常に重要です。
ゲームをする以前に、どの組み合わせだと参加して良いのか、すぐにフォールドすべきなのか、ある程度知っておく必要があります。
こちらではスターティングハンドの特徴、そしてカードそれぞれの強さ、マークの強さなどを詳しくお伝えしていきます。
テキサスホールデムのルールを知っていても、ハンド自体の序列を知らないと、勝つことは難しくなるかもしれません。
単体の強さより組み合わせが重要
ポーカーにおいて、正式に採用されているものは、「A」が数字のランクとして一番高く、マークの優劣はありません。
テキサスホールデムの場合は、配られた2枚のハンドのことをスターティングハンドと呼び、当然2枚の数字が高いほど良いハンドです。
一番ランクの高い「AA」が配られると、最初の時点では最強のハンドであることは誰しもが分かるでしょう。
では数字が低いから「22」が来ると弱いのか?といえば、そうではありません。
あくまで2枚の組み合わせが重要であり、同じ数字のペア、同じマーク、数字の連続などは一気に強さが上がっていくのです。
「22」は一番下のペアですが、数字が揃っていることにより、全体の真ん中くらいの強さに位置します。
2枚の組み合わせは何通りある?
スターティングハンドの組み合わせですが、4種類のマークまでそれぞれ別と考えると、全部で1326通りあります。
ですがマークは不問で、同じマークの2枚、別のマークの2枚と分類すれば、13枚×13枚の合計で169通りがハンドの基本であると言えます。
上の表ですが、これに色が付けられたものをよく見かけることはありませんか?
ハンドレンジ表と呼ばれ、どのハンドなら、どのポジションから参加してよいのかなどを見るために使われています。
ペアが斜めに配置されており、上半分はマークが同じで、読み方は人それぞれですが一般的に、AKs(エースキングスート)、下半分はマークが違うAKo(エースキングオフ)と呼ばれます。
こう見ると少なく見えますが、実際にプレイする際にはどれがどんな状況で強いのか、大きく変わってきます。
相手を考えないシンプルな強さランキング
では実際にハンドごとの勝率を図にしてみましたので、ザッと確認してみてください。
注意点ですが、これは相手が1人の1対1、そして相手が169通りからランダムのハンドに対しての勝率となります。
少し見にくいですが、覚えるものでもありませんので、軽く目を通すだけでOKです。
やはり同じ数字のペアは上位にほとんど食い込んでいる形で、「A」が含まれているとほとんどがこの上位に位置しています。
テキサスホールデムの特徴、役なしハイカードだと、「A」を持っている方が当然強いです。
ですので1対1の勝負と考えるならば、「A」を1枚持っているだけで有利になるのですね。
ここでは上位ではないが、50%前後で戦えるハンドの組み合わせが位置しています。
全ハンドランダムで考えると、戦えそうではありますが、積極的に戦いたくないハンドですね。
最後は下位ランクですが、勝率が50%を切るような弱いハンドに分類されます。
いくらマークが同じ、連続した数字でも、数字のランクが低ければ低いほど、勝てる確率は低くなりますね。
ただテキサスホールデムの面白いところは、最下位のハンドでもランダムなら30%は勝率があることです。
言い換えるならば、どんなに強いハンドを持っていても、運だけで3割くらい負けてしまう可能性があるということにもなるでしょう。
絶対に勘違いしてはいけない勝率の仕組み
ここまで見て、特に初心者が絶対に勘違いしてはいけないことが、1対1で相手がランダムハンドの場合という部分です。
テキサスホールデムにおいて、相手がすべてのハンドで参加してくることはあり得るでしょうか?
当然ですが、どんなプレイヤーでも基本的に半分より強いようなハンドでしか参加しません。
ですので「半分より強そうなハンド」VS「半分より強そうなハンド」の構図になり、状況や相手の癖で勝率が大きく変わるのです。
またいくら強い「AA」を持っていたとしても、6人テーブルで何故か全員勝負に参加してきた場合など、勝率が30%ほどにまで落ちてしまいます。
これが今回の勝率を覚えなくて良いといった理由で、相手の参加するであろう想定のハンドと自分のハンドの強さを比べないといけません。
そして複数人が参加した場合も一気に勝率が落ちてくることは最初から知っておきましょう。
目安としての強さのランキングはあるが、あくまで配られた時点の勝率であり、実際はボードが開いた後でも大きく変化するので、強さを過信しすぎないことが大事です。