【エムホールデム】25BB持ちSIT&GO(シットアンドゴー)の戦い方
エムホールデムの小さなトーナメントで採用されているS&G(シットアンドゴー)のシステム。
6人テーブルや10人テーブルで、人数が集まり次第トーナメントが開始され、テーブル内だけで順位を争うルールですね。
テキサスホールデムの中でも面白いルールなのですが、問題は最初の持ち点数が少ないことです。
ゲームで仕方ありませんが、色々と工夫する必要がありますので、今回はシットアンドゴーの戦い方・勝ち方・戦略を詳しく解説していきます。
エムホールデムのトーナメント種類
エムホールデムではリングゲーム仕様のランクマッチがメインですが、それに匹敵するほど多くのトーナメントが開催されています。
詳しくはエムホのトーナメント記事に書いていますが、日々開催されている小さなトーナメントから、大きな賞品があるマルチトーナメントまで様々ですね。
コラボなどでも多いのですが、大まかに分類すると3種類のトーナメント形式があります。
予選や本戦など細かいルールや持ち点は変わってきますが、基本はこれらで好成績を納めることがトーナメントで勝つ目的となるでしょう。
- 6人シットアンドゴー
- 10人シットアンドゴー
- 10人マルチテーブルトーナメント
シットアンドゴーは1つのテーブルで順位を決めるため大体20分前後くらいで終わるルール。
マルチテーブルトーナメントは、参加人数が数百、数千など多くのプレイヤーが参加するものも多く、生き残ると数時間かかる場合もあるので注意しましょう。
こちらではシットアンドゴーの戦い方を主にお伝えしていきます。
個人的にも色々と参加して研究、Twitterなどでもアドバイスを貰いながらやっていきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
6人テーブルのルール
- 持ち点5000(※広告を見た場合)
- BB換算で25BB持ち
- ブラインドは3or5分で上昇
- 1位だけに価値があることも多い
まずはルールの確認ですが、最初トーナメントに参加する際に広告を見ると点数が倍になるので、これは絶対に見るべきです。
ただそれでもブラインド換算で25BB(5000点)は非常に少なく、1回打ち合いしただけでも半分以下になってしまうこともあり、満足にブラフも出来ません。
ブラインド上昇は3分か5分が採用されていますので、10分くらいハンドが入らずボーッとしているだけで10BBを切ってしまうことになります。
正直運の要素も大きくなると思いますが、しっかりとハンドを絞って戦うことで少しは勝つ確率を高めることが出来るでしょう。
また大事な部分として、「何位まで報酬が貰えるのか」を確認することで、1位のみしか価値がないのであれば、2位でも意味がありません。
その戦いで1位を目指すのか、それとも3位以上を目指すかによって大きく戦い方は変わってくるので、ここからは実際に検証したデータからしっかりと勝てる方法を考察していきます。
6人テーブルの戦い方・データ分析
とりあえずデータを100回分で集めた際のものがこちらで、個人的には1位率が低くて誇れる結果ではないなと思いました。
ですが、よくよく考えると1位2位が51回と半分以上占めているので十分戦えているのではないか?と意見をいただき確かにその通りだなと。
この後の1位率がかなり上がってきましたし、比較的に勝てるような立ち回りが身についてきたのかなと思います。
このシットアンドゴーで一番の問題は、相手プレイヤーの多くがVPIP50%を越えるという部分で、ハンドの強さだけを見ているプレイヤーが多いことですね。
・かなりハンドを絞る
・参加は必ずレイズorオールイン
・ブラフは基本しない
・複数人で戦わない
環境的にこのような戦い方になることが多く、エムホールデムで表示される「チャンス」以上を目安に、ポジションによってはそれでもフォールドするハンドもあります。
例えば4人フォールドで回ってきたSBだと、戦う相手がBBしかいないので、「チャンスかも?」などのハンドで参加は増えますが、例えば「KT」でUTGからオープンはちょっと厳しい場合もありますね。
VPIPが50%を越えるプレイヤーの数にもよりますが、ほぼコールされマルチウェイになるので、非常に戦いにくいです。
それだと最初から参加しない、もしくは複数人のリンプインに降りてもらういきなりオールインも戦略として使えるのかなという印象です。
後はフロップ以降、十分に戦えるスタックがそもそもありませんので、強いヒットはオールインまで行く覚悟、それ以外はフォールドする体制で良いかなと思いますね。
結構アグレッシブに攻めてくるプレイヤー、何でもベットするプレイヤーもいますが、付き合うだけ自分の勝率が下がっていくので、大人しくしておくほうが良いでしょう。
10人テーブルのルール・戦い方
- 持ち点5000(※広告を見た場合)
- BB換算で25BB持ち
- ブラインドは5分で上昇
- 3位以内に価値あることが多い
10人テーブルでも一応全く同じような立ち回りで良いと思いますが、更に固くフォールドし続けることが正義となるでしょう。
他のプレイヤーもそれを分かっていることも多く、本当に強いハンドが来るまでは人数が半分になるくらいまで何もしないのも正解の立ち回り。
もちろん点数は少なくなり厳しい戦いは多いですが、こちらのコツは3位以内に入ることを目標にすることをおすすめします。
デイリートーナメントなど3位までが報酬のことが多く、他の10人シットアンドゴーでも順位が高いほど報酬が貰えるようなシステムですね。
6人シットアンドゴーよりも優しい報酬システムなので、1位を狙うこよりも、飛ばないことを重要視した方が生き残りやすいのです。
迷ったらフォールドするほど、タイトに、逆にチップを持つとアグレッシブに固い相手をフォールドさせる戦略も良いでしょう。
70%~50%の勝率を意識すべき
リングゲームでじわじわと増やすわけではないので、運要素はありますが、いかにオールインで有利なぶつかりをするかも大事です。
強いハンドが来ると迷うことはないですが、5BB前後の点数になるともうオールインorフォールドの作戦しかありません。
ただ同卓しているプレイヤー次第では、コールで参加してフロップ見て判断するような作戦も終盤では意外と使える場合もあります。
また絵札以上だとレイズ、それ以外はコールで参加するプレイヤーも多いので、そのような時にAハイ、Kハイなどでオールインをぶつけると60%以上の勝率があることが多いですね。
ポーカーに絶対はありませんし、最強のハンドが来たとしても2割前後負けることもありますので、なるべく割に合うぶつかりを意識すると良いでしょう。
運で負けることはあったとしても、高い勝率の勝負をやれるほど結果は必ずついてきます。