【完全版】テキサスホールデムの遊び方、手順をわかりやすく解説!
テキサスホールデムは世界のカジノで、メインのポーカー種目として大人気。
テーブルも多く立ちますし、オンラインも盛んで、日本ではアミューズメントでもメインはテキサスホールデムになります。
家庭でやるドローポーカーとは違い、ボードに出される共通のカード5枚の存在は、ゲーム性を非常に高めています。
実際に僕も覚えてやってみて、ゲームの流れが分かったからこそ面白さに気付けました。
ちょっとだけ複雑になりますが、ぜひテキサスホールデムのルールと遊び方を覚えて実際にプレイしてみましょう!
今では無料で遊べるスマホアプリもあり、実際に人が集まらなくてもオンラインで簡単に遊べるので、覚えやすい環境が整っています。
テキサスホールデムのはじめ方、概要
テキサスホールデムは冒頭でも書きましたが、ポーカー種目の1つとして世界中で人気のルールになります。
その他にもオマハ、ミックスゲームなど、様々なルールが存在していますが、今のところテキサスホールデムが主流となっています。
ポーカーのルールや役の強さなどは、あらかじめ知っている前提で解説しますので、曖昧な場合はこちらの講座を1から読み進めてみてください。
テキサスホールデムではトランプを52枚使い、プレイヤーは2人から10人がテーブルに座りプレイするゲームです。
そしてポーカーのルールは変わらず、役を作って勝負するだけでなく、チップを賭けて増やすことが勝負の目的となります。
家族や友人と遊ぶ場合には、トランプが1セット、そしてチップ代わりになるもの、出来れば滑りにくいマットなどが揃っていると遊ぶことが出来ます。
もちろん本番のカジノではお金が必要ですし、日本のアミューズメントカジノでも入場料やドリンク代などはかかります。
ですので、個人的にはある程度ルールを把握したあとは、無料のアプリ(ポーカーチェイス、エムホールデム)などで遊ぶことを推奨しています。
課金要素などはありますが、無料で長く遊べるので、練習には非常におすすめです。
テキサスホールデム一連の流れ
5枚の手札を競うポーカーが一般的ですが、テキサスホールデムでは手札はプレイヤーに2枚ずつ、そして共通のカードとして場に5枚が順番に開かれます。
もちろん場には一気に5枚開かれるわけでなく、間にチップを賭けるターンが複数回あり、その駆け引きがゲーム性を高めている理由です。
- 指定のプレイヤーが参加費を払う
- プレイヤーに手札2枚が配られる
- 最初のベットアクション
- 場(ボード)に3枚開かれる
- 2回目のベットアクション
- 場(ボード)に4枚目が開かれる
- 3回目のベットアクション
- 場(ボード)に5枚が開かれる
- 4回目最後のベットアクション
大まかな流れはこのような形で、最終的には手札2枚、そしてボードの5枚、合わせて7枚から5枚が有効な役として勝負することになります。
あなたのハンド | 相手のハンド |
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ボードのカード | |
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例えばですが、このような感じだと、あなたは手札とボード合わせて「Aのワンペア」が成立している状態で、相手は「Qのワンペア」で、この場合はあなたの勝ちとなります。
ただ面白いところですが、そもそもこの手札で勝負に参加していたのか、そして3枚が開かれた時点で勝負から降りていないかなどの駆け引きが重要となってきますので、もっと細かく状況を見て1つずつ順番に解説していきましょう。
ボードにカードが出る前の手順、参加方法
ザックリとした流れから、今度はちょっとした用語を使いつつ、細かい流れを見ていきましょう。
まずはこのような6人のプレイヤーが座っていた場合、「Dのボタンプレート」が時計回りにプレイヤーの前に置かれます。
このボタンが置かれたプレイヤーのことをディーラーボタン(BTN)と呼び、その左側の2人がそれぞれ参加費を払うことになります。
SB(スモールブラインド)、BB(ビッグブラインド)と呼ばれ、この2名がそれぞれ決められた額の参加費を出してプレーが開始されます。
このボタンは1プレーごとに回っていくので、皆平等に参加費を払うことになるわけですね。
そして座っているプレイヤー全員に2枚の手札が配られて、チップを出して参加するのか、もしくは降りる(フォールド)するのかを決めます。
アクションの順番ですが、大きな参加費を払ったBBの左から時計回りに始まります。
絵のように、あなたがBBの位置にいたプレイヤーだとして、正面のプレイヤーのみ$5を支払って参加してきましたがどうしましょうか?
もしフォールドした場合、場に出ている参加費の合計$3が正面のプレイヤーに入ります。
そしてあなたが参加する場合は、相手が支払った額と同額に合わせる、もしくはさらに上乗せするの2択になります。
ですので同額に合わせて参加するには、すでに参加費としてあなたは$2を支払っているので、$3を上乗せして払う必要があります。
参加費を出している立場なので、それと合わせて$5にすれば良いので若干お得な位置で、もし参加費を払っていない横の位置にいる場合などは$5を全額出さないといけません。
相手が$5、そしてあなたが合わせた$5、そしてフォールドしたSBの$1の合計で$11が勝った方の総取りとなります。
今回は2人対戦になりましたが、当然全員$5を支払って参加する場合もあります。
ボードにカードが出た後の手順、ベット方法
さて、先ほどの$11であなたと相手の対戦が決まったわけですが、ここでようやくボードに3枚のカードが開かれます。
ここからの注意点は、ベットアクションをする順番が、最初の段階と違いSBから時計回りになるので、ここだけはしっかり覚えておきましょう。
最初は相手プレイヤーからの$5に対して、あなたは受ける側でしたが、次はあなたからアクションを選ぶ必要があります。
この順番が少しだけ複雑なので、慣れるまでは間違えないように注意しましょう。
あなたのハンド | 相手のハンド |
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ボードのカード | |
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あなたのハンドは「A♣8♦」そしてボードには「Q♠4♣3♣」と出ましたが、この時点では役なし(Aのハイカード)で当然弱いです。
2回目以降のベットアクションでは、チップを賭けるもしくは様子見でパス(チェック)するかを選ぶことが出来ます。
あなたは役が出来ていないのでチェックで相手に回すと、相手から$3のベットが入りました。
ここでも3つ選択肢があり、フォールド・同額に合わせて4枚目を見る・更に上乗せして圧力をかける、このいずれかになります。
今回は様子見で$3を出してコール(同額に合わせる)することにしたので、最初に溜まっていた$11+$3+$3で合計で$17が場に集まりました。
あなたのハンド | 相手のハンド |
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ボードのカード | |
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ベットアクションが終わったので、4枚目が開かれましたが「9♥」でまだ進展しません。
チェックして相手に回すと、ありがたいことに警戒したのか相手もチェックしてくれました。
チェック、チェックで回ると、チップが増えないまま、次のラウンドへ移ることになります。
ですので場に出たチップは$17のまま、次は5枚目が開かれ、最後のベットアクションラウンドへと突入します。
あなたのハンド | 相手のハンド |
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ボードのカード | |
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最後まで粘った結果、「A♥」が出てくれて、Aのワンペアが完成しました。
更に強い役には負けていますが、あなたは$5をベットすることにします。
ここで相手もフォールド・コール・レイズ(上乗せ)の3択から選ぶことが出来ますが、最終的に同額に合えばお互いの手札をショーダウン(見せる)することになります。
相手が$5のコールを選択したので、最終的に場には$27が溜まった状態で勝負になりました。
あなたのハンド | 相手のハンド |
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ボードのカード | |
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最終的にこちらの形で、あなたはAのワンペアで勝利することが出来て、場に出た$27を全て得ることが出来ました。
最終的に「A」が出てくれたので良かったですが、もし序盤にもっと大きくベットされていたら、フォールドしていたかもしれません。
ベット額により相手を降ろすこと、良い役の場合は上手くチップを引き出すことがテキサスホールデム最大の魅力と言えるでしょう。
ボードに出ているカードは共通ですので、相手の見えない2枚の手札を想像しながら、上手く駆け引きをするゲームです。
参加していない人は何をするの?
先ほどのやり取り、数回に分けてのチップを賭けるアクションが非常に重要なのがテキサスホールデムです。
ですが、この間降りたプレイヤーは何をしているの?という疑問が出るかもしれません。
答えは不参加だから、次のゲームが始まるまで待つしか無いのです。
毎回強い手札が配られるわけではないので、テキサスホールデムはじっくり待つ我慢のゲームでもあるのです。
特に初心者の場合は何でも参加して、とりあえずチップを賭けてショーダウンまで行くというアクションをしてしまいますが、それではかなり負けてしまいます。
勝てる見込みのあるときに大きく仕掛けて、負けそうならしっかりとフォールドして待つことを覚えておきましょう。
細かいルールはちょっとずつ覚えること!
ザックリとしたテキサスホールデムの流れをご紹介してきました。
途中でちょっとずつ専門用語を入れましたが、なるべく分かりやすい言葉だけで書いています。
大まかな対戦方法はこの流れでも、チップをじわじわと増やすキャッシュゲームなのか、または全チップが無くなるまで戦うトーナメントなのかでも戦い方は変わります。
参加費自体のレートなども様々なですので、自分がどのようなテキサスホールデムをプレイするのか、把握しておきましょう。
細かいことを言えば、ベット額に制限が賭けられいるテキサスホールデムも存在します。
主流となるのは賭けるチップが手持ちの範囲内であれば自由な、ノーリミットホールデム(NLH)と呼ばれるものです。
僕も初心者のころはルールさえ曖昧な上に、横文字の専門用語が多すぎてかなり苦労しました。
その経験をもとに、用語集や初心者講座を作成していますので、ぜひこれ以外にも順番に読み進めて、勉強していただけると幸いです。